顧客の購買行動が多様化し、デジタル接点が増加する中で、リアルとデジタルの融合やデータ活用はマーケティングにとって避けられないテーマになっている。しかし、多くの企業が「データを統合しても活用しきれない」「AIを導入しても成果が出ない」といった壁に直面している。
本セッションでは、普段カンファレンスに登壇することがほとんどない米国・高級百貨店のノードストロームで、テクノロジー活用を推進する シニア・バイス・プレジデントのミーガン・キースター氏が来日し、登壇する。厳しいと言われる百貨店市場においても需要を生み出し続け、売上の30%以上をECが占めるまでに成長。コロナ禍も乗り越えて堅調に利益を生み出し続けている背景にある、顧客体験への徹底的なこだわりとは何か。同社がAIとデータを駆使しながら、複数のブランドやチャネルを横断して顧客情報を統合している成功事例に迫る。日本企業のマーケターに、AI時代における顧客理解と、その先にある顧客体験の最前線を届ける。