1992年、慶應義塾大学法学部を卒業後、三菱商事に入社。食品流通事業をはじめ生活流通分野で豊富な経験を積み、2018年に三菱商事生活流通本部食品流通部長に就任。2019年にカンロ株式会社社外取締役、2021年に執行役員、2022年に取締役執行役員を経て、2023年1月より代表取締役社長。
社長就任以来、企業の存在意義であるパーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」を経営の中心に据えている。パーパスを基軸にブランド強化や顧客接点の拡大を推進し、その実践が3期連続の増収増益という着実な事業成長につながっている。「カンロ飴」「ピュレグミ」といったロングセラーブランドの価値を高めながら、直営店舗やデジタルチャネル、グローバル展開など多様な領域に取り組み、新しい価値を提供している。
さらに2025年には、パーパスを未来志向で発展させる新たなビジョン「Kanro Vision 2.0」を策定。その実現に向けた成長シナリオとして「中期経営計画2030」を打ち出し、カンロを次のステージへ導く長期的な戦略を推進している。